« 酸菜 | メイン | 祝日・記憶日 »

唯物史観批判

共産主義は資本主義の止揚された姿なので、マルクスは先進国で共産主義革命が起こると主張したが、実際に起こったのは発展途上国のロシアであった。また社会主義の、まず原始共産制から階級分化が起こり、やがて共産主義社会の到来で階級対立がなくなるという考えは、キリスト教的な千年王国待望論で、それは科学というよりも宗教的信仰であるという批判もある。未開社会やサルのような動物の社会でも、順位制という身分制度があり、原始共産制は見られない。

マルクスは上部構造は下部構造に規定されるという下部構造決定論を説いたが、現実には政治体制と経済体制にはズレが生じる場合がある。例えば、大日本帝国のように、高度な経済力や技術力を持っており、大正期にはある程度民主化が進んでいたのにもかかわらず、昭和期に突然、宗教色の強い天皇主義に反動化する場合もある。吉本隆明は上部構造は下部構造から幽霊のように疎外された共同幻想であり、宗教・法・国家はその本質の内部において、社会の生産様式の発展史とは関係がないと主張している。また、ルイ・アルチュセールは、政治体制は下部構造だけでなく、もっと重層的な要素で決定されるという重層的決定を説いている。フランシス・フクヤマも、購買力平価ベースの一人当たりGDPが8,000-10,000ドルあたりまで経済発展すれば民主化するという共通点を経験的に指摘できるが、経済体制と政治体制の相関関係は十分解明されていないと述べている。
大空の千客万来
天下のかかぁITニーズ
二者択一の遥稀
美桜の美学
北風カンタロウ地域発見
唯斗のひみつ
陽向のおもちゃ
隣りのみほちゃん
3匹のこぶた
アップ生活ステーション情報
アンコラの経営戦略
うちの家憲
おしゃべり人間
お花畑
かわいい瑛太
グレーハウンド
コンピュータ相談
しゃぼん玉
スポーツ好きの健康
チェケラッチョ

マルクスは歴史上の全ての闘争は階級闘争であると主張する。レーニンは共産主義が普及したら階級闘争はなくなり、世界から戦争もなくなると主張したが、戦争原因は経済的合理性には還元できない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wwww.isxbgu.info/blog/mt-tb.cgi/1429

About

2009年09月18日 01:16に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「酸菜」です。

次の投稿は「祝日・記憶日」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35